大ブレイク「ずん飯尾」の真髄を静岡第一TV「ペコリーノ」で見るべし

静岡エンターテイメント

ずん飯尾(飯尾和樹)さんがいま大人気です。

40歳過ぎての遅咲きのブレイクでしたが、彼の人を決して傷付けない、ほんわかしたギャグで造り上げられる独特の世界観に魅了されてしまいます。

殺伐とした話題が多いいま、彼の存在はみんなの癒しの源と言っていいかも知れません。

もしかしたら時代がやっと「ずん飯尾」に追いついてきたのかも。

しかし、もしあなたが静岡県民でないとしたら、まだ本当の「ずん飯尾」真髄堪能していないかも知れません。

ずん飯尾さんの真骨頂が見られる静岡第一TV「まるごと」の「ずん飯尾のペコリーノ」、その面白さをご紹介します。

長かった下積み時代「ずん飯尾」のプロフィール

飯尾 和樹さん(1968年12月22日生まれ )は東京都世田谷区出身。

小学校時代は少年野球チームに所属し、将来「早稲田大学を出てヤクルトスワローズに入りたい」と思っていたほどのガチガチのスワローズファン。

東京学園高等学校卒業後にお笑いの道を目指し、1990年から現在まで浅井企画に所属。

いくつかのお笑いコンビを結成したものの売れず、2000年に相方の「やす」とお笑いコンビ「ずん」を結成しボケを担当。

その頃から『笑っていいとも!』『いきなり!黄金伝説。』などに少しピンで出演するようにはなりましたが、ちょっと名前が知られた程度でブレイクするまでには至りませんでした。

私の印象も「そこに居ても気にならない存在」「番組のすき間を埋めている芸人」という程度でした。

少しはTVに出るようになったものの、40歳になっても一時家賃が払えなかったほどで、「あと4万円足りない」と後輩の会社でアルバイトをして家賃を捻出していたそうです。

「ずん飯尾」のブレイク

しかしこの頃から徐々に仕事が増え始めていきます。

「若手時代に一緒に仕事をしたADが番組を担当する立場になって自分を呼んでくれた」「キャイ〜ンやナインティナイン、ネプチューンなどの同期が番組に呼んでくれた」と本人が言う様に、結局彼の人柄が仕事を引き寄せたのでしょう。

そして2015年頃には、目立ってはいないけれで気付くとたくさんの番組に出演している「サイレントブレイク」状態に。

その後は俳優としても『アンナチュラル』(2018年TBSテレビ)など、いくつかのドラマに出演、ますます売れっ子になっていきました。

いまでは誰もが「忍法・眼鏡残し」「ペッコリ45度」「よろけたついでに由美かおる」「ぱっくりピスターチオ」など、彼の不思議で中毒性のあるギャグにはまってしまい、現在ではZIP、ノンストップ!のレギュラーとなるなど、引っ張りだこの人気芸人となりました。

忍法・眼鏡残し

「ずん飯尾」7年以上静岡第一テレビ「まるごと」でレギュラー「ずん飯尾のペコリーノ」

ずん飯尾さんは、サイレントブレークをしだした頃の2015年4月から、静岡第一テレビの夕方の情報番組「まるごと」(月―金16:50~)にレギュラー出演をし続けています。

ずん飯尾さんが出演しているTV番組の中では最も長期のレギュラー番組、静岡第一テレビも良いタイミングで「ずん飯尾」さんと縁が出来たと言えるのではないでしょうか?(今ならオファーを出しても出演はなかなか難しいのでは?)

「まるごと」で今は「ずん飯尾のペコリーノ」というロケを中心とした毎日10分程度のコーナーを担当。

が静岡県内各地を巡り、面白スポットや気になるお店、レストランなどを紹介しながら地元の人たちと交流します。

もちろん我らが浜松にも何度も訪れていて、ずん飯尾さんのサイン入り色紙を色々なお店で発見できます。

誰も傷つけない優しさで接し、得意のギャグとペコリーノ缶詰(話を聞かせていただくお礼にプレゼントするツナの缶詰)で、笑いと面白話を引き出します。

ペコリーノ缶詰

静岡第一テレビも彼のコーナーを番組後半へ、CMの後へ移すなど(早いと他にチャンネルを変えられる?)、じわじわ上がり続ける「ずん飯尾」人気を最大限活用しようと番組構成が「ずん飯尾」シフトになっているのは素人目にもわかります。

この春からは毎朝の静岡第一テレビでのZIP放送中に、その日の夕方放送予定の「ずん飯尾のペコリーノ」のさわりを1分間で紹介するなど、「そこまでやる?」と言うほど(でも賢い戦略です)で「ずん飯尾最大活用モード」に入っています。

「ずん飯尾のペコリーノ」のずん飯尾が一番面白い!

ずん飯尾さんは幅広い活躍をするようになりましたが、彼が本領を発揮し一番面白いのはズバリ「ずん飯尾のペコリーノ」だと思います!

もちろん、普段から「ずん飯尾」は面白い。

しかし「ペコリーノ」での彼の良さは格別です!

ずん飯尾さんがZIPの水曜パーソナリティを務める様になって、比較が出来る様になってその感じを強く持ちます。

ずん飯尾さんはZIPでは(もちろん)きっちりやろうとしています。

一度「まるごと」のMCを務める久保ひとみ(浜松のスーパースター我らが久保ちゃん)が水曜ZIPに出演する「ずん飯尾」の様子を取材に行きました。

久保ちゃんもびっくりしていたけれど、ずん飯尾さんはすごく真面目な顔で打合せをしていて、スタッフも多い、何事もきっちりしている。

キー局の番組では当然のことでしょう。

例えばそれがお笑い番組であっても、「ここで笑いが取れなかったら明日はどうなる?」などと緊張感もあったりするでしょう(「さんまさん」などの大御所を前にしていたら猶更でしょう)。

しかし地方ローカルの「まるごと」では(ずん飯尾さんも公言しているけれど)、スタッフは少ないし、準備もシナリオも大雑把、事前の打合せもわずか(無い?)。

おのずと進行はゆるくなるし、多少のミスはご愛敬で(キー局だったらNGものでもOKだったり)、出演者側、TV局側、相乗効果(?)でみんな伸び伸びとやっている。

ずん飯尾さんは全く緊張などしないし、とにかく緩さ全開。

たまに「あぁ、適当に流してるのかな?」と感じることもありますが、それが「ずん飯尾」の良さをまた引き出していて「いいんです」!

長年の「ずん飯尾」ウォッチャーからすると、「まるごと」こそ彼の緩さが最大限発揮されていて、番組としても面白く仕上がっている!

「ずん飯尾さんの真髄を見れない静岡県外の皆さんは可哀そう」と思っていましたが、なんとも便利な世の中で、今ではHuluで「ずん飯尾のペコリーノ」が見れるそう。

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是非、究極の「ずん飯尾」を楽しんでみてください!

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