こんにちは、ジュビロサポーターのカービーです。
サッカー日本代表のコーチ陣にジュビロ磐田生え抜きのOB名波浩さん、前田遼一さんの就任が発表されました。
ジュビロには既に昨年まで日本代表コーチだった横内昭展さんが監督に就任済み。
ジュビロと日本代表の関係性が強まり、ジュビロの選手のモチベーションも上がるのでは?(頑張れば代表選出への道も?)
これをジュビロJ1昇格へのモチベーションに繋げて欲しいですね。
名波・前田両日本代表コーチへのサポーターの期待をお伝えします。
日本代表コーチに名波浩さん、前田遼一さん
2026年のワールドカップに向けた森保ジャパンの新コーチ陣が発表され、2人のジュビロ生え抜きのOB、名波浩さんと前田遼一さんの就任が明らかになりました。
(さらにジュビロに3年間在籍した中村俊輔さんにもコーチ就任の噂が…)
これまで代表での指導に関わって来なかった両氏の突然の指名は、ジュビロサポーターにとっても少々驚きと唐突感はありました。
しかし反町技術委員長によると森保監督の意向を汲んだ編成との ことで、二人の指導力を買われての入閣ということでしょう。(前田さんと森保監督の接点が全く不明ですが)
いずれにしても選ばれたからにはジュビロOBの代表への貢献に期待したいと思います。
名波浩さんはジュビロの顔、代表コーチで仕切り直し期待
日本代表の10番でジュビロの顔
名波浩さんは順天堂大学からジュビロ入りしそのまま主軸に定着、イタリア(セリエAヴェネツィア)でのシーズンを挟んで10年以上ジュビロに在籍。
98年のフランスW杯にも日本代表の10番として出場した、華麗な足技を繰り出す屈指のレフティーです。
ミスターチルドレンの桜井さんに似た甘いマスク(二人が仲良しなのは有名)で女性人気も高く、ゴンちゃん(中山雅史さん)などと並んでジュビロの顔でした。
指導者としては苦労
名波さんは指導者となってジュビロ磐田で6シーズン、松本山雅FCで2シーズン監督を務め、指導者としての経験も豊富です。
しかし2019年には成績不振でジュビロを途中退任(チームは最下位で降格)、J2の松本に21年途中に就任しましたが低迷していた松本を引き上げられずJ3に降格。
松本は22年シーズンも4位に終わり、監督契約は解除となっていました。
なかなか監督としては苦労している印象で、ジュビロサポーターも名波さんの2023年の動向は気になっていたところでした。
代表コーチで仕切り直しに期待
名波さんの動向があまり伝わっていなかった中で、今回いきなりの日本代表コーチ就任の発表。
名波さんと森保監督は旧知の仲ですから、名波さんの選手の育成や戦術論(特に攻撃面)で森保さんに高く評価されていたということなんでしょう。
名波さんがジュビロの監督に就任した際には球団にはコーチ経験をさせてから監督にさせたいという慎重論(時期尚早論)があった様です(ジュビロの顔に失敗させる訳にはいかないという考え)。
指導者になって最初の監督時代は苦労しましたが、代表コーチの立場で森保監督からも色々と吸収し、経験を積み重ねて名指導者となるべく仕切り直しをしてもらいたいものです。(また将来、ジュビロに貢献してもらえれば)
前田遼一さんは歴代ジュビロFWで最高のテクニシャン、指導者としても成果を上げる
頭脳派のテクニシャン
前田遼一さんは東京の名門暁星高校を卒業、推薦入学が決まっていた慶応義塾大学への進学をとりやめてジュビロに入団。
磐田に所属した14年間で2009年と10年には2年連続でJ1得点王、日本代表としても33試合を経験したストライカーです。
それまでのジュビロFWで得点王となったのはゴンちゃん(中山雅史選手)や高原直泰選手の様なスピード/パワー系でしたが、それとは異なる繊細なボールタッチ(トラップも上手でした)のテクニカル系。
頭脳明晰でサッカーIQが高いストライカーで、ポジショニングやゴール前での対応などの理解度が高いという評判で、これが指導者としても活きてきているのでしょう。
指導者歴は浅いが成果を上げる
前田さんはトップカテゴリーでの監督経験はありませんが、昨年までの2年間で磐田U-18のコーチ、監督を務め、はっきり見える形で成果を収めています。
昨年のジュビロU-18はプレミアリーグWestで最後まで優勝争いに絡みました(ここ数年で最も良いパフォーマンス)し、高校2年生ながらトップ昇格したFW後藤啓介(U-18日本代表)にも大きな影響を与えています。
(前田さんが指導したからこそ身長191cmなのにボランチも出来るテクニックを備えたFW選手となったのでは?)
前田さんが代表でコーチ経験を積み、将来ジュビロの監督になって欲しいという期待の声は多くあり、前田さんの代表活動での活躍が楽しみです。
日本代表の名波・前田コーチへの期待、そしてジュビロへの期待
日本代表のコーチだった横内さんがジュビロの監督となり、ジュビロの生え抜きの名波さん、前田さんが日本代表のコーチになる。
つまりジュビロには代表とパイプのある指導者がいて、代表にはジュビロの選手を良く知る指導者がいる。
この関係性をジュビロの選手は大きな幸運と受け止めるべきでしょう。
横内監督が言う「どのチームより走りチーム一丸で最後まで諦めない」戦いを選手一人一人が見せれば早期のJ1復帰、さらには活躍したジュビロ選手には日本代表入りのチャンスも広がるかもしれません。
それをモチベーションにジュビロの全選手には走って、走って、走りまくって必死に闘って欲しいと思います。
もちろん名波・前田両コーチには日本代表の攻撃力アップに大きな貢献をしてもらい、将来的にはそれをジュビロに持ち帰ってもらいたい。
今年はジュビロのJ1復帰への戦い、日本代表の新しい戦いぶりと見逃せないものがたくさんあり、ファンにとって楽しみの多いサッカー界となりそうです!
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