こんにちは、ジュビロサポーターのカービーです。
J2降格、さらにFIFAから2023年の補強禁止措置を受けるなど、大変厳しい年となった昨シーズンのジュビロ磐田😢
しかし新社長にラグビーのトップ選手だった浜浦幸光さん、新監督に元日本代表コーチの横内昭展さんが就任して体制をリセット!(サポーターの気分もリセット)
先日には今年のジュビロ磐田新体制発表会見が開かれ、新社長や新監督の発言に希望の光が見えてきました。
ジュビロ磐田2023シーズン始動の様子を、サポートの期待を込めてお伝えします。
ジュビロ磐田2023シーズン新体制発表会見
1月9日からジュビロ磐田は2023年シーズンのチーム練習をスタート、同日午後にはヤマハスタジアムで新体制発表会見を開催しました。
昨年末に就任した浜浦幸光社長、先のW杯カタール大会で日本代表コーチを務めた横内昭展新監督、藤田俊哉SD(スポーツダイレクター)のジュビロ3トップが出席して、今年の陣容の発表とともに新生ジュビロへの意気込みが語られました。
浜浦社長は「J1復帰はもちろん、若手が台頭し、新しく生まれ変わった磐田を見せたい」と今季の目標を掲げ、Jリーグ昇格30周年に懸ける思いを語っています。
また新体制発表の場で内部昇格の後藤啓介選手が新加入として紹介されています。
ジュビロ磐田新加入は一人も主力は残留
飛び級で新加入の後藤啓介選手に期待大
例年は新加入選手がズラリと並ぶ新体制発表会ですが、今年は異例のたった1人での加入会見。
紹介された後藤啓介選手は高校2年生ながら飛び級で下部組織からのトップチーム昇格。
※飛び級昇格は先のW杯日本代表として出場した伊藤洋輝選手以来
なにしろ補強禁止なので、新加入にはこのパターンしかないのでしょうね。
後藤選手は191センチの長身ストライカーで世代別代表も経験。
本人は;
「フォワードの時は背後への抜け出しや前線からの守備、ボランチの時には競り合いや守備でボールを奪うところを見てほしい」
「シーズンを通して10ゴール以上に絡めればいい」
と頼もしいコメント。
ボランチもこなせるFWと言うことで足技も期待出来るのでは?
ジュビロの屋台骨を背負う逞しいFWに育って欲しいと思います。
主力は残留、期限付き移籍から復帰の選手も多数
選手の補強が禁止される苦しい状況の中で、遠藤選手、山田選手、大津選手など殆どの主力が残留。
昨季期限付きレンタルだった元日本代表の杉本健勇選手が完全移籍となってジュビロに残ったのも朗報です。
(期限付き→完全移籍は移籍禁止に引っ掛からないんですね?ホッとしました)
加えて他チームに武者修行で育成型期限付き移籍をしていた若手4人が復帰。
復帰組の21歳以下日本代表のDF鈴木海音、DF中川らには昨季57失点とリーグワーストだった守備の立て直しに期待がかかります。
J2に落ちると通常J1チームの草刈り場になる(良い選手をどんどん抜かれる)ことが多い中、今回全体として昨季並みの戦力を維持できたのはフロントもチームも頑張ったということでしょう。
2023年のジュビロ選手一覧 ☞
横内監督も藤田俊哉SDも「ジュビロの戦力は十分」と明言
藤田俊哉SD(スポーツダイレクター)は「現有戦力のポテンシャルはある。戦える力は十分にある」と新体制発表会で明言。
横内監督も雑誌ナンバー誌の中で;
「昨季のジュビロの試合をチェックし、J1で戦力が劣っていたとは思わなかった」
「戦力だけを見ると十分戦えると思う」
「こういう機会だから、若手をしっかり鍛えて育てていきたい」
と語っています。
(Number WEB記事☞ https://number.bunshun.jp/articles/-/856130 )
そう、最近なかなか上手くいっていなかった若手を育成していく絶好の機会なんです!
そして昨季並みの戦力で「どのチームより走り、チーム一丸となって最後まで諦めない姿をお見せしたい」と語る横内監督の手腕に期待したいと思います。
新生ジュビロ磐田へ横内監督と藤田SDの共通ワード
横内監督は藤田SDとの“縁”もあって、ジュビロの監督に就任しています。
日本代表コーチだった横内さんが日本サッカー協会の欧州駐在強化部員だった藤田SD(当時オランダでトッププロチームのコーチ、フロントを歴任)を訪れたのが始まり。
その時に藤田SDは横内監督が熱く語る;
「ボールを大事にする」
「アグレッシブさ」
「創造性のあるプレー」
といった、普段自分の考えていることと同じワードを聞いたことで、考えるサッカーの目指すところが同じだと感じたそう。
そこから紆余曲折あって横内監督は藤田SDからのオファーを受け入れてジュビロ監督就任となった訳ですが、これらの共通ワードがチームの軸になっていくのでしょう。
新生ジュビロ磐田の目指すもの
横内監督は藤田SDから「いいものは残しながら、チームを変えてほしい」と言われて監督を引き受けています。
新生ジュビロ磐田の方向性(新監督の意図)を主力選手達は既にくみ取っていて、チームの中心である山田大記選手が以下の様な発言しています。
「2年前は勝ちながら強くなるということを意識してチームを作り、結果としてJ2では強いチームが作れたが脆さみたいなものを感じた」(J1に定着できなかったということ)
「今年はしっかりと基盤を作って、強いから勝てる、そういうチームになっていきたい」
単にJ1に上がるのが目標ではない、若手が育ち、持続性のある強いチームとなってJ1に復帰し定着していく、ということです。
「チーム一丸、クラブ一丸」
「どのチームより走り、チーム一丸となって最後まで諦めない」
この横内監督の姿勢で、新生ジュビロ磐田をしっかり作り上げていって欲しいと願っています。
サポーターも短期で一喜一憂せずに、どっしり構えて応援して行きたいと思います!
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