どうする家康完結!演技力覚醒の松本潤!静岡・浜松でパブリックビューイング

静岡エンターテイメント

こんにちは、カービーです。

NHK大河ドラマ「どうする家康」がついに完結しました。

地元浜松も舞台ということで熱心に視聴してきたドラマが、ここで終わってしまうことに少々寂しさを覚えます。

今回の大河では、家康の数々の葛藤/決断というテーマと共に、主演を務めた松本潤さんの演技の成長にも注目が集まりました。

当初はあまり評判の良くなかった演技も家康の成長と歩調を合わせるかの様にどんどん進化していき、終盤には「演技力覚醒か!」と高い評価。

最後まで見事に家康を演じ切り、週刊誌調査では演技の上手い大河俳優の一番手に浮上するほど。

そんな松本さんも参加して「どうする家康」最終回のパブリックビューイングが開催、
ドラマの舞台となった静岡、浜松、岡崎でファンと集い、一年間のドラマを締め括りました。

今回はこうした「どうする家康」終幕にちなんだ情報をお伝えします。

どうする家康、松本潤の演技力覚醒!

頼りなかった当初の松潤家康

大河ドラマは注目度の高さゆえに、各方面から色々な批評(多くが厳しめ)を受けます。

今回の大河でも開始当初から、
「主人公に貫禄がなく家康っぽくない」
「史実を無視したりスルーした展開が残念」
などの批判の声が多く聞こえました。

確かに序盤の松本潤さんと有村架純さんの登場シーン、若き家康の振る舞いは余りにも軽薄に見えて、大河ドラマらしい重みが感じられない。

家康の頼りないキャラ設定とも相まって、この軽さは「大河のレベルに達していない?」とまで私も心配したほど。

前半部分でドラマ視聴を止めてしまった人には、そんな印象を持つ人が多かったのでは?

大河ドラマ館の家康と瀬名

演技の劇的進化

しかし回を追う毎に、松潤家康は演技に重みと深みを増していきます。

まるで家康が天下人として成長していくのと歩調を合わせるかの様に、素晴らしい成長を見せていく。

家康の晩年を描くに至っては、大御所俳優の風格さえ漂う堂々とした演技、立ち居振る舞いで、「どうする家康」に安定感と迫力を付加してくれました。

大河ドラマで始まりから終わりにかけて、ここまで演技に劇的進化を遂げた主人公はこれまでいなかったのではないでしょうか?

自身の演技に対しての自信も高まっている様に見え、松本潤さんの人間としての深みまで増したかの様に見えました。

こういった印象を持ったのは私だけではありません。

「女性自身」が調査した“2000年以降の大河ドラマ主演で演技がうまいと思う俳優”では、
3位の小栗旬さん、2位の西田敏行さんを押さえて松本潤さんが堂々の1位。
(クロス・マーケティングQiQUMO、20歳以上の男女500人対象調査

「演技がうまい」と思う大河主演俳優ランキング!3位小栗旬、2位西田敏行を抑えた意外な1位は? | 女性自身
ついに大団円を迎えたNHK大河ドラマ『どうする家康』。12月17日放送の最終回では、Xの日本トレンドで「#どうする家康」が1位に。作中では小栗旬(40)演じる高僧・南光坊天海が「源氏物語」を手に取り、来年放送される大河・『光る君へ』へのバトンを繋ぐようなシーンも。大河の歴史をつなぐような演出に感動の声が多数上がった。 ...

松本潤さんは最新作に出演していての有利はあったでしょうが、多くの視聴者が松潤の演技力の成長(覚醒?)を認めているのでしょう。

ドラマの展開だけでなく、松本潤さんの成長も見られた、見応えのある大河ドラマだったと思います。

どうする家康、静岡のパブリックビューイングに松本潤参加

12月17日の「どうする家康」最終回にあわせ、出演者が参加してのパブリックビューイング&トークショーがドラマの舞台となった静岡、浜松、岡崎で開催されました。

静岡では家康役の松本潤さん、
於大の方役の松嶋菜々子さん、
大久保忠世役の小手伸也さん、
阿茶役の松本若菜さん、
今川氏真役の溝端淳平さんが参加。

松本潤さんは5月の浜松まつりで騎馬武者行列に参加、多くの観客を集めてニュースになりましたが、今回は静岡市へのイベント参加となりました。

会場の静岡市民文化会館には全国から5万3000人以上の申し込みがあり、抽選で選ばれた幸運な1800人(倍率約30倍)が集結。

松本潤さんの人気はやはり絶大の様です。

家康公お手植えミカンを収穫

PV前には、松本潤さんと小手伸也さんが駿府城公園で「家康公お手植えミカン」を収穫しました。

このミカンは家康公が駿府城に隠居する際に、紀州から献上された鉢植えミカンを自ら本丸に手植えしたものとされ、県の天然記念物にも指定。

お二人は地元の小学生、園児たちと一緒に丁寧に家康公ゆかりのミカンを収穫。

またこのミカンを後世に繋いでいく為の接ぎ木も体験、
接ぎ木に必要な穂木(ほぎ:接ぎ木で台木につがれる部分)を切り取り、子どもたちに「大事に育ててね」と声掛け。

小手さんが冗談で子どもたちを笑わせるなどして、和やかな雰囲気のイベントとなりました。

松本潤さん「家康のミカン」を収穫 駿府城公園で小手伸也さんや子どもたちと:中日新聞しずおかWeb (chunichi.co.jp)

静岡市民文化会館でトークショー

PV直前のオープニングでは、市内の児童・園児ら22人がドラマに登場した宴会芸「えびすくい」を「駿府にいらっしゃい」「食べなきゃ損、損、サクラエビ」と静岡らしいアレンジで披露。

続いて出演者の皆さんが子どもたちを真似て「えびすくい」のポーズで登場し会場を沸かせます。

松本潤さんが挨拶をした後にPV開始。

最終回は大坂夏の陣で大坂城が焼け落ちるクライマックスが描かれ、最後に家康が死去する場面では会場にすすり泣く声も。

PV終了後、紫色のペンライトと拍手で会場に迎えられた松本さんは1年半の大河収録を思ってか感極まった様子で「宝物のような時間だった」と涙声。

そこから共演の松嶋菜々子さん、溝端淳平さんなども参加して撮影の思い出話が繰り広げられました。

松本潤さんは初回放送以来の静岡市訪問で、“大河ドラマがここから始まったんだな”というのを改めて思い起こしたとのこと。

また家康像については;
“本当に些細なものが手に入った最期というのが家康らしいのでは”と脚本家が言っていて、そのことを演じながら思いました。小さな幸せを最期に手に入れられたのが今回の家康像では。」
と語っています。

大きなことを成し遂げた家康ですが、“小さな幸せ”とは最期に迎えた心の平安のことなのでしょうか?

そして最後に、

「地元の皆さん、家康公にゆかりの地の皆さん、作品をご覧くださった皆さんのおかげで1年やりきることができました。
この場を借りて感謝を申し上げます。」

と全ての人に感謝の思いを述べた挨拶でイベントを締めました。

この後、地元の子供たちから出演者全員に静岡茶やクラフトビール(静岡には美味しいクラフトビールがたくさんあります)を贈呈。

子供達から「殿お疲れ様でした」と言葉を掛けられ、松本潤さんが「ありがとう」とハグをすると会場から「いいな~!」と羨望の声。

「お疲れ様」「ありがとう」の言葉が飛び交った暖かい時間となりました。

「どうする家康」最終回PV、松本潤さんや松嶋菜々子さんらが登壇 園児らがえびすくい披露も:中日新聞しずおかWeb (chunichi.co.jp)

どうする家康、浜松のパブリックビューイング

浜松市でもPVを浜松出世パーク(大河ドラマ館)とアクトシティ浜松コンベンションセンターの2カ所で開催。

こちらにも抽選に当たった2200人が詰めかけました。

出席者は井伊直政役の板垣李光人さん、
本多忠真役の波岡一喜さん、
稲姫役の鳴海唯さんが登場。

まずはPV前に出演者3人が浜松出世パークに登場、

来場者のカウントダウンに合わせてボタンを押し、会場のイルミネーションを点灯。

そこからPV前のプレトークを展開します。

板垣李光人さんは、ドラマの撮影でたびたび訪れた浜松の思い出を「ウナギをたらふく食べたこと」と振り返り。

どこの鰻屋に行ったのかは地元民としては大いに気になるところ。

そこから3人は別会場のアクトシティ浜松に移動し、PV後にはアフタートークを展開と大忙し。

板垣さんは撮影を振り返りって「本当に濃かった。徳川家臣団の一人として、すてきな9カ月を過ごさせてもらった」と充実感を漂わせるコメント。

鳴海さんは「自分に務まるだろうかと思ったが、『どうする家康』の稲は自分だけなんだという強い思いで臨んだ」と、大河挑戦への不安と覚悟を語りました。

波岡さんは浜松を何度も訪れているそうで、「東京に長く住んでいるが、浜松が第二の故郷になった」と地元民には嬉しいお言葉。

さらに「こういう俳優もいるんだと覚えてもらえたと思う。ここからいろんなフィールドで演じていくので、優しく見守って」と呼びかけています。

浜松を第二の故郷と呼んでくれる波岡さん、しっかりフォローさせてもらいます。

浜松でも大河ドラマ「どうする家康」PV 板垣李光人さん、波岡一喜さん、鳴海唯さんが撮影を振り返る:中日新聞しずおかWeb (chunichi.co.jp)

どうする家康、岡崎でもパブリックビューイング

岡崎のパブリックビューイングは岡崎市中央総合公園で開催。

5倍近い抽選倍率で当たった1620人が詰めかける中、
平岩親吉役の岡部大さん(ハナコ)、
本多正純役の井上祐貴さん、
五徳役の久保史緒里さんの3人が参加。

時代考証担当の平山優さん、柴裕之さんも登壇し、こちらでも「えびすくい」の踊りをもとにつくられたご当地ソング「えびすくい音頭」が地元の有志約150人によって披露されました。

えびすくいは各地でブームになっている様です!

PV前のトークで平山さんが、今回の家康像について
「家康は最初から〝狸〟ではなかった。
頼りなかった少年時代から、年を経るにつれて松本潤さんの演技がすごく変わっているので、ぜひ第1回から見直してほしい」

と時代考証家らしく熱く語っています。

松本潤さんの演技の大きな変化は、脚本の意図によるものも大きかったということですね。

もう一度「どうする家康」を見返して、松本潤さんの演技の変化をじっくり観察するのも面白そうですね。

まとめ

大河ドラマ「どうする家康」がついに最終回を迎えました。

この1年間の長丁場を通して、家康の苦悩と決断を描いたストーリ―展開を楽しめたと同時に、
松本潤さんの演技がどんどん良くなっていくことにも驚かされました。

最終回に合わせてドラマの舞台となった静岡、浜松、岡崎では松本潤さんたちも参加してのパブリックビューイングも開催され、多くのファンと一緒に一年の締め括り。

出演者の皆さんはそれぞれがドラマでの充実感、ロケで訪れた街への愛着を語ってくれました。

「どうする家康」の経済効果は大きく、浜松にも大河ドラマ館や周辺地域に多くの観光客が訪れ、あらためて影響力の大きさを実感した今回の大河ドラマ。

松本潤さんはじめ出演者の皆さんが今後も活躍され、
また浜松(静岡、岡崎にも)に遊びに来てくださることを楽しみにしています!

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