こんにちは、温泉好きのカービーです。
旅行割を使って訪れた大分県の人気温泉地、湯布院で大正時代から続く老舗旅館「日の春旅館」に宿泊しました。
「日の春旅館」は温泉よし、食事よし、立地もよし(湯布院観光メインの湯の坪街道のほぼ真ん中)。
そのクオリティーはすばらしく、湯布院にいくつかある超高級旅館と比べてもコスパも含めるとかなりのおすすめです。
外国人観光客にも人気で数カ月先まで予約でいっぱいの「日の春旅館」についてお伝えします。
日の春旅館は湯の坪街道から徒歩0分の絶好のロケーション
飲食店、雑貨店、お土産店などたくさんのお店が並ぶ湯布院観光の中心地、湯の坪街道のほぼ中央近くにある日の春旅館。
湯の坪街道からわずか10mほど入っただけなのに(旅館のHPでは街道から徒歩0分と紹介)、そこは緑豊かで街道の喧噪から離れた静かな場所。
「賑やかな観光地に近いのに静か」という、まさに最高の地の利。
湯布院観光の一つの目玉でもある金鱗湖にも徒歩で10分、日の春旅館は湯布院観光には絶好のロケーションにあると言えます。
ちなみに旅館へのアクセスも由布院駅から徒歩15分(タクシーで5分)と交通の便も良いところ。(車でもアクセスでき、無料駐車場があります)
日の春旅館は全11室の落ち着いた和室旅館
日の春旅館は受付のある建物から奥の宿泊棟まで渡り廊下で繋がり、その途中には露天風呂などが配置されているゆったりしたレイアウト。
チェックイン時から部屋係りの方がついてくれて、旅館内の案内や朝夕の食事の面倒を見てくれるだけでなく、こちらの色々な質問(おすすめのお土産や観光地など)にも丁寧に答えてくれます。
全11室とも和室だそうで、私たちの泊まった1階の部屋にはラッキーなことに露天風呂(しかも源泉かけ流し)がついていました。
(他には内風呂付き、無しの部屋があるそう)
滞在中に他のお客さんに出くわすこともほぼなく、コロナ禍でも安心して滞在できました。
日の春旅館の温泉風呂を全て楽しむ
日の春旅館には男女別の「千人風呂」と言われる露天大浴場に加え、貸し切り家族風呂が3つ(露天が2つ、屋内ひのき風呂が1つ)。
千人風呂は24時間利用可能、家族風呂はチェックイン後23時まで、朝は7時から利用可能です。
全11の客室でこれだけの風呂があれば余裕たっぷり、おかげで滞在中に全ての風呂を制覇。
泉質は単純温泉で湯の感触はやわらか、ゆったりとくつろげる、身体が温まる感じ(もちろん全て源泉かけ流し)。
「千人風呂」(20人くらいしか入れないと思いますが)には湯床に小砂利が敷き詰められていて、足裏も心地良く落ち着く感触。
夕食後に来たら私一人しかおらず、大きなお風呂を貸し切り状態でとてもお得な気分でした。
貸し切り家族風呂は入口に掛かる札が「空き」になっていれば、その札を「入浴中」へ裏返すだけで利用可能。(空き状況はフロントに電話で確認もできます)
日の春旅館は料理も頑張る
朝夕の食事は別室(個室)でいただきます。
夕食(朝食も)は、地元の肉、魚、野菜を使ったおいしい料理が並びます。
おおいた和牛、河豚、山女魚、鰤などなど、上品な味付けに美しいデコレーションで懐石料理の様な感じ。
気になったのが、マイクロセルフィーユやアマランサスなど、聞いたこともない野菜の数々。
部屋係りの方に聞いたところ、料理長が周囲にある名だたる旅館に負けない様に、差別化を目指して色々と挑戦し、そのために珍しい野菜なども使われているそう。
(メニューは季節毎に変わり、12月にメニュー変更となって食材の名前を覚えるのにみな苦労したそうです)
いずれにしても気合十分の料理長の渾身の料理をいただけます。
日の春旅館をJTBで予約、現在3カ月先も予約いっぱいの人気旅館
今回の旅行は飛行機も含めた旅行割ということでJTBを使って予約を入れました(ふだん宿は直接ネットで取ることが多いのですが)。
10月中旬の予約で12月初旬の宿が取れたのはラッキーだったかも知れません。
いま旅館のサイトを見ると既に3か月以上先の3月までほぼ満室、4月もかなりの日にちが満室になっています。
今回はJTBでの予約という理由で旅館から地元お菓子のお土産をいただき、もしかしたら部屋も露天風呂付きにアップグレードしてもらえたのかも知れません(JTBの予約ではパッケージ総額料金しかわからず、個別の旅館の料金は提示されないのですが、普通の部屋を予約したつもりだったので)。
こういうセット旅行ではJTBという老舗の力はなかなかのものだと感じました。
日の春旅館には外国人客もたくさん
今回の湯布院ではものすごい数の外国人旅行客(主に韓国人の方)を見かけました。
日の春旅館にも多く泊まられていて、週末は日本人客の方が多いが平日は外国人の方が多いとのこと。
最近は韓国の方に加えてタイ人の方も多い様です。
数年前にタイ国王が湯布院を訪問、側近の方々が日の春旅館に泊まられたそう(国王は近くの玉の湯泊)で、以来湯布院の名前がタイの人たちに拡がり、一躍人気の目的地になったようです。
これから中国からの観光客が入ってくるとますます予約が取りづらくなりそうですね。
まとめ
日の春旅館は湯布院温泉の中心地、湯の坪街道の脇にありながらその喧噪から離れられている絶好のロケーションにあります。
お風呂も充実、料理もおいしく、対応も丁寧で、コスパにも優れる、私にとって「当たり!」の旅館でした。
湯布院観光にはうってつけの宿、行かれるなら目いっぱい早目の予約をおすすめします。
ゆふいん温泉 日の春旅館
大分県由布市湯布院町川上1082-1
Tel. 0977-84-3106
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