ハヤテ223がトライアウトで始動!山下大輔GM・赤堀元之監督ってどんな人?

静岡スポーツ

こんにちは、カービーです。

白熱のプロ野球日本シリーズ関西決戦は阪神優勝で決着しました。
(阪神ファンの皆さん、38年ぶりの日本一おめでとうございます!)

静岡県勢もオリックスの紅林弘太郎選手が敢闘賞、
阪神の岩崎優投手が胴上げ投手となるなど活躍!

このシリーズが閉幕して2023年シーズンの公式日程は全て終了、各チームは2024年に向け活動を開始しています。

そんな中、静岡を拠点とする新球団のハヤテ223も新シーズンに向けて活発な動きを見せ始めました。

ハヤテ223の情報はこちら☟

静岡初のプロ野球球団ハヤテ223誕生!どんなチーム?メンバーは?
こんにちは、カービーです。9月29日のプロ野球オーナー会議で、静岡市を拠点とする「ハヤテ223」の2024年シーズンからのウエスタン・リーグ参入が内定!これにより静岡県に初めてプロ野球チームが誕生することになります!...

共に静岡県出身の元横浜監督の山下大輔さんがGMに、
元近鉄でセーブ王の赤堀元之さんが監督に就任。

先日はトライアウトも実施され、選手の選抜もスタート。

いよいよチーム作りが本格化してきたハヤテ223の新GM・新監督とはどんな人か?
トライアウトの様子も併せてお伝えします。

ハヤテ223に山下大輔GM、赤堀元之監督就

9月29日の日本野球機構オーナー会議で、新プロ野球球団「ハヤテ223」の2024年からのウエスタン・リーグ参入が内定。

そこから1カ月も経たずして10月27日にはチームの新GMに山下大輔さん、
新監督に赤堀元之さんが就任することが発表されました。

当初から噂のあった静岡県出身のお二方が就任となりましたが、現時点で発表されている首脳陣はここまで。

プロ野球球団に必要な多くのコーチ陣はまだ発表されておらず、今後どんな名前が挙がってくるのか楽しみです。

山下大輔GMは元「慶應のプリンス」

GMに就任した山下大輔さんは清水市(現・静岡市清水区)出身の71歳。

県中部有数の進学校、清水東高校から慶應義塾大学商学部へ進学。

「慶應のプリンス」と呼ばれ、4年時の東京六大学春季リーグでは首位打者。

大洋ホエールズ(後の横浜DeNAベイスターズ)に入団し、遊撃手として8年連続のゴールデングラブ賞を受賞するなど、守備の名手として活躍。

引退後は横浜ベイスターズの監督や楽天のヘッドコーチも務められました。

山下大輔さんは間違いなく静岡県の野球ファンにとっての英雄。

大洋ホエールズ時代にはキャンプ地は静岡草薙球場
(一部公式戦やオープン戦も実施しています)

そこに静岡のヒーロー山下大輔選手も居た事から、横浜ファンとなった静岡県民は多くいます。
(贔屓チームの無い私も「どちらかと言えば横浜ファン」となりました)。

横浜監督時代の山下大輔さん

赤堀元之監督は元セーブ王

赤堀元之さんは藤枝市出身の53歳。

こちらも県屈指の進学校である静岡高校出身。

高校からそのまま近鉄バファローズ(現オリックス)に入団、
最優秀救援投手(セーブ王)を5回獲得とパ・リーグ屈指の抑え投手として活躍。

現役引退後にはバッファローズ、ヤクルト、中日などの投手コーチを歴任されています。

奇しくも今回ハヤテ223と一緒にNPBに加入するもう一つの球団、新潟アルビレックスBCの監督も経験されていて、監督1年目でリーグ優勝を果たされています。

近鉄時代の赤堀監督

ハヤテ223トライアウト実施、選手選定進む

ハヤテ223は何のベースもない所から立ち上がる新チーム。

それゆえハヤテ223の選手確保は急務で、その第一弾として11月3~4日に本拠地の清水庵原球場でトライアウトが実施されました。

高校生や大学生、独立リーグからNPB入りを目指す選手など、様々なバックグラウンドの選手が手を挙げました。

170人の申し込みの中から96人が書類選考を通過し初日の1次審査へ。

山下大輔GM、赤堀元之監督が見守る中、午前中は50メートル走遠投などで体力面のテスト。

午後からは、野手はノックでの守備フリー打撃、投手はブルペンにてピッチングでアピール。

今年のドラフト候補で「医者のプロ野球選手誕生か?」と話題になった群馬大医学部の147キロ右腕、竹内奎人投手(静岡高出身、惜しくもドラフト漏れ)ら49選手が1次試験を通過。

4日の2次試験にはNPB経験者の7人も加わって56選手が参加、
実戦形式でピッチングやバッティングの能力を確認する場となりました。

赤堀監督は
「しっかりと体をつくってきて、みんな一生懸命自分を出そうと思って来ていた。」
「中には素晴らしい選手もいた」
と手応えを感じていた様子。

山下GMはトライアウトでは20人程度を選抜し、最終的には37人くらいの選手を確保することを明言されています。

https://www.chunichi.co.jp/article_photo/list?article_id=801442&pid=4078804

ハヤテ223選手第1号は藤岡好明投手

今回のトライアウトの合格者の全容はまだ分かっていませんが、新球団選手第一号が明らかになっています。

それがソフトバンク、日本ハム、DeNAの3球団で中継ぎとして337試合に登板し、通算22勝(16敗)の成績を残した藤岡好明投手(38歳)。

2020年シーズン後に一旦は引退、
翌21年にDeNA2軍投手コーチ。

しかしまだまだ現役にこだわりたいと、22年から火の国サラマンダーズ(独立リーグ・九州アジアリーグ)でコーチ兼任として現役復帰していました。

藤岡選手は今回のトライアウトに参加しシート打撃にも登板。

「野球を続けられる環境を探している。この年齢になっても、練習が全く苦にならない」

「若い選手にどうやったらけがをせずにパフォーマンスを上げられるか、など助言できれば」
と抱負を語っていました。

今回のトライアウトでは球団の要請を受けて、オブザーバーとして意見を求められていたそう。
(既に入団ありきで経験豊富な視点を期待されていた感じでしょうか?)

最終的にはNPBでの選手としての実績、コーチ経験が買われて、若手中心の新チームに適任と判断され選ばれたのでしょう。

藤岡好明さんの投手として、また指導者としての活躍に期待したいと思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%B2%A1%E5%A5%BD%E6%98%8E

まとめ

静岡市に拠点を置くプロ野球ウエスタン・リーグの新球団、ハヤテ223が新シーズンに向けていよいよ動き始めました。

山下大輔GM、赤堀元之監督という球団の顔が決まり、トライアウトも実施。

何も無いところからのスタートでスタッフや選手の獲得に大忙しですが、
今後のコーチ・選手獲得でどんな名前が出てくるのかワクワクが止まりません。

静岡のスポーツファンのみならず、全国の野球ファンが注目している(かも知れない?)ハヤテ223。

色々と暗い話題も多い世の中で、新しいスポーツチームの誕生は楽しみでしかない!
ハヤテ223の動向に引き続き要注目です!

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