法多山尊永寺もみじまつり、和傘アートと栗だんごに注目!

静岡県あれこれ

こんにちは、カービーです。

皆さんはもう紅葉狩りに行かれましたか?

いつも遠くの紅葉スポットばかりに気を取られていましたが、近場にある袋井市の法多山尊永寺の「もみじまつり」のポスターを見掛け、早速行ってきました。

紅葉はきれいだったけれど、それ以上に印象的だったのが和傘アートの素晴らしいディスプレイ!

一方で食べたかった限定栗だんごは販売前からの長蛇の列で入手できず!

そんな法多山もみじまつりのレポートです。

法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)はこんなところ

浜松から東に車で40分ほど、袋井市にある高野山真言宗別格本山(本山に準じた特別な格式をもつ寺院)の法多山尊永寺。

寺の伝えによれば、神亀2年(725年)に聖武天皇の命により行基によって建立されたとのこと。

静岡県内では山号の「法多山」の名前の方で有名で、初詣の人出は県下でもトップクラス。

厄除け観音として知られ、我が家の宗派は真言宗では無いにも拘わらず、初詣と厄除けの祈祷で毎年お世話になっています(「厄除けは法多山」というイメージが地域に定着)。

厄除だんごが名物で、TV番組のケンミンショーでも「静岡県で知らない人はいない」として一昨年に紹介されました。

季節毎に色々な催し物が開かれていて、私もホタル祭(境内でホタルが見られます)に行ったことがあります。

法多山|祭事案内 季節の催し物
法多山の祭事案内。伝統的な行事からご家族...
法多山案内図

法多山もみじまつりはイベント盛りだくさん

毎年11月初旬~12月初旬の紅葉の時期に開催されています(今年は11月1日~12月4日)。

「色づきはじめた紅葉を鑑賞しながら、秋の恵みを愉しみ、体験して、楽しい秋を満喫しませんか?」というのがコンセプト。

和傘アートのデコレーションや秋限定の厄除栗だんごの販売、お寺ランチを楽しむ「ごりやくカフェランチ」、紫雲閣deお抹茶などのイベントが楽しめます。

食べ物やグッズが揃う「こだわりマーケット&キッチンカー」、「ワークショップ」などは週末のみの開催で今日はなし。

また夕刻にはライトアップがされ、紅葉や和傘のデコレーションを美しく照らし出します。
※ライトアップ:11月19日(土)~12月4日(日)17:00~21:00

参道入口の紅葉は散り始め
本堂に上る階段
階段下の紅葉

法多山の和傘アートは感動的美しさ!

「和傘アート」と聞いて、さっぱりどんなものかイメージがつきませんでした。

階段を登りきると本堂の前に和傘が並べてあって、「あー、これが和傘アートってことね?」と最初はさして感動もせず。

本堂
本堂前の和傘

しかし手水舎(手を清めるところ)を訪れると、そこには綺麗な生花と天井には色とりどりの小ぶりの和傘(タイトルは「華天井」)。

華天井 花、和傘、紅葉の競演!

さらに本堂でお参りを済ませて左に行くと、淡く上品な色の和傘が並んでいます(タイトルは「淡想吐彩(たんそうとさい)」。

本堂の右に行くと遠くからでもはっきり見える鮮やかな深紅の「琉金」。

琉金 鮮やか!!

さらにその右に行くと色とりどりの渦巻き状の和傘が重なる、まるでタイムトンネルにでも吸い込まれそうな感じの「廻憐(かいれん)」。

廻憐(かいれん) 吸い込まれそう!

インパクトのある美しさ(本当に綺麗です)に、「これは確かにアートだ!」と無粋な自分も納得。

和傘をこんな風に見せられたのは初めてで(そもそも和傘などに興味はなかったけれど)、紅葉以上にその美しさに感動!

人気の法多山の厄除(やくよけ)だんご、厄除栗だんごは入手困難

法多山の厄除だんごは、徳川十三代将軍家定の頃(1854年)、法多山の門前に住んでいたひとが考案した団子がお土産として使われ、将軍家より「くし団子」の名前を頂戴し、後に厄除団子と呼ばれるようになったもの。

これが「名物にうまいもの無し」の格言を裏切る、普段だんごは買わない私でも必ず買う逸品。

初詣の時には参拝客ほぼすべて(言い過ぎでは無いと思う)が、何箱もまとめて買っていきます(親戚や知り合いとかに配るのでは)。

ほどよい、くどくない甘さのこしあんが絶妙、餅も時間が経ってもあまり固くならず、シンプルにおいしいだんご。

いつでも買うおみやげの厄除だんご 600円

この厄除だんごとは別に、この時期限定で厄除栗だんごが販売されています(11月26日~12月4日)。

甘くてホクホクのおいしい栗が餅にも餡にもたっぷり入った栗だんごと言うことで人気なのですが、朝10時からの販売開始(一箱700円、一人5箱まで)に対し、私が行った9時半には既に長蛇の列。

最後尾を示すボードを掲げた警備員の人に聞いたら今日の販売は1500箱、皆さんだいたい5箱買うので300人程度が購入可能な所に既に550人が並んでいる。

これはどう考えても物理的に買えないと今年はあきらめました。

8時頃には並ばないと難しそうで、来年またチャレンジしたいと思います。

まとめ

法多山は浜松の近場で紅葉の楽しめる場所。

もみじまつりは紅葉の季節に合わせて各種催し物を楽しむことが出来ますし、特に和傘アートは必見です!

決してガッカリしない美しさ、是非機会がある時に覗かれたらいかがでしょうか?
(例年展示されている様なので、今年行けなくても来年行かれては?)

大人気の厄除栗だんごも一度は食べてみてください。

私も来年の法多山もみじまつりには早朝から並んで栗だんごをゲットし、その美味しさをレポートしたいものです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました