静岡「自然薯のとろろ汁」秘密のケンミンSHOW極!スタミナグルメ祭り第一位食べるならここ!! 

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”秘密のケンミンSHOW極!元気マシマシ旨辛&スタミナグルメ祭り”で第一位となった 静岡の「自然薯のとろろ汁」。

この「自然薯のとろろ汁」で静岡で最も有名なのが静岡市丸子にある老舗「丁子屋」。

400年を超える長い歴史を持つ丁子屋、歌川広重の東海道五十三次「丸子宿」の絵にも出てくる「名物とろろ汁」で有名な名店です。

丸子宿の丁子屋は江戸幕府より古い歴史を持つ

東海道53次、日本橋から数えて20番目の静岡市丸子(まりこ/鞠子とも表記)にある、とろろ汁で有名な「丁子屋(ちょうじや)」。

創業はなんと1596年(慶長元年)、江戸幕府が始まるよりも前です!

初代・平吉が丁子屋ののれんを掲げてから既に425年という気の遠くなる様な年月を、今と同じ場所にあり続けたということに、驚きとともに敬意を感じます。

丸子宿のとろろ汁は、歌川広重「東海道五十三次(浮世絵)」の絵で更に有名になりました。

広重東海道53次 丸子宿の絵 - 立て看板に「名物とろろ汁」とあります

そこに描かれている、旅人の弥次さん・喜多さんらしき人物がすすっている名物のとろろ汁。

自然薯が取れる時期に旅人にとろろ汁をふるまったのが始まり。

丸子宿のとろろ汁は、松尾芭蕉、十返舎一九(東海道中膝栗毛)など様々な紀行物語、俳句、随筆、浮世絵でも残されていて、当時から行き交う旅人に良く知られたおもてなし料理だったようです。

十返舎一九の歌碑 「けんかする夫婦は口をとがらして とんびとろろにすべりこそすれ」

丁子屋は今も同じ場所にあり続ける

昔からの同じ場所に、雰囲気あるたたずまいで丁子屋はあり続けます。

今の建物は、築150年くらいの古民家を50年ほど前に移築(お店の方談)。

店内には食事のできる場所(テーブルと座敷)とは別に、歴史資料館があります。

そこには江戸時代の旅人たちが実際に使ったいくつかの道具、丸子宿丁子屋にちなんだ芭蕉・十返舎一九・歌川広重の作品が常時展示されています。

お土産ものコーナーもあって、平日でも多くのお客さんでにぎわっています。

歴史資料館
座敷

丁子屋のとろろ汁は上品な味付けの健康食

刺身料理などもありますが、やはり自然薯を中心としたとろろ汁がメインのメニュー。

今回はシンプルに定番の定食、「丸子」(とろろ汁、麦ごはん、みそ汁、香物)をいただく。

山芋に白味噌、鰹節などで味付けした、上品な味つけ。

定番定食 丸子

麦ごはんはお代わり自由だけれど、おひつのごはんでお腹いっぱい。

「麦ご飯にかけて混ぜてズルズルといただくのが作法」というとろろ汁の食べ方を強く推していたのが印象的(「ズルズルすると何かいいことがあるのかな?)。

とろろ汁は健康食。

健康増進につながる美味しいとろろ汁を食べた上に、建物内にある歴史資料館コーナーで400年を超える歴史に触れられる価値は大きいと思います!

近くに寄られる機会があったら、ぜひ一度お寄りすることオススメです。

浜名湖産直マーケット

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