こんにちは、ジュビロサポーターのカービーです。
ジュビロ磐田がJ2降格😢
さらに追い打ちをかける様に、FIFAからは2023年の補強禁止措置。
ジュビロファンにとって辛い話題が続いてしまいましたが、これからはJ1復帰に向かって巻き返しの時期です。
ここにきて新社長にラグビーのトップ選手だった浜浦幸光さん、新監督に日本代表コーチの横内昭展さんが就任することが発表。
「新体制で早期J1復帰を実現して欲しい!」との多くのファンの望みは叶うのか?
ジュビロの新社長、新監督へのサポーターの期待をお伝えします。
ジュビロ磐田J1復帰へ始動、新社長に浜浦幸光さん
ラグビーのトッププレイヤーだった浜浦社長は歴代最年少社長
先日、ジュビロの新社長への就任が発表された浜浦幸光さんは富山県出身。
筑波大からヤマハ発動機に入社し、1992年~2004年にラグビー部(現在の静岡ブルーレヴズ)でトッププレイヤーとして在籍したバリバリのアスリート。
現役引退後は解説者としても活動(ジュビロスタジアムでのラグビー解説でご存知の方も多いのでは?)、一方でヤマハ発動機社員としてグループの中国法人の責任者などを務めていました。
これまでジュビロの歴代社長が親会社(ヤマハ発動機)の役員級を退任した方々だったのに対し、浜浦さんはまだ現役バリバリで過去最年少。
加えて初のトップアスリート経験者でもあり、苦境をパワーで乗り越えるジュビロの舵取りが期待されています。
サッカーにも理解の深い浜浦さん
ラグビーとサッカーは全く異なる様に見えますが、磐田に於いての両者は密接な関係にあります。
トップリーグ時代のラグビー部の名前は「ヤマハ発動機ジュビロ」で、「ジュビロ」の名をサッカーと共有していました(知らない方が多いと思います)。
また大久保グラウンドではラグビーとサッカーは練習場が隣同士であり、お互いに交流もあって身近な存在でした。
浜浦さん自身も以前からジュビロ磐田のサポーター会員で、家族でJリーグの試合を観戦していた様ですし、浜浦さんはサッカーにも理解をお持ちです。
浜浦さんのパワーと人柄に期待
ラグビーで培った根性とパワーの一方で、見た目通り(ダルマさんの様な大柄で丸っこい身体)の人懐っこさで、周りからは「浜ちゃん」と慕われる人柄です。
浜浦さんはオンラインでの会見で「もともとアスリートなので選手の気持ちはある程度分かる。現場の意見を聞けるのが自分の強み」と抱負を述べています。
ジュビロの選手とのコミュニケーションはスムーズに進むものと思います。
苦境に立つリーダーとしてジュビロ磐田の組織を束ねるには適任では!と期待します。
目指せ!「ジュビロの父」荒田忠典初代社長
ジュビロ磐田の初代社長は、ヤマハ発動機サッカー部時代から部長を務めていた荒田忠典さんでした(残念ながら昨年逝去)。
すごく小柄なおじさん(160cm無かった?)でしたが、サッカー部発足時に杉山隆一さん(伝説のレフティー、メキシコ五輪銅メダルの立役者)を監督に招聘、ブラジル代表キャプテンのドゥンガを連れてきたりとジュビロの発展に尽くし、ファンからは「ジュビロの父」と呼ばれていました。
週末に公園のサッカー練習場を通りがかるとジュビロのジュニア/ユース世代(中学・高校)の試合を見ている荒田さんをよく見掛けました。
「トップチームだけ見てる訳じゃないんだ!」
「本当にサッカーが好きなんだなぁー!」と驚いた覚えがあります。
荒田さんが退任する際には、試合後にスタジアム中で「荒田コール」が起きましたが、そんな社長はなかなか他にはいないと思います。
(元日本代表の吉田光範さんのブログ「ジュビロの父、荒田さんを偲ぶ」
☞ http://yoshida-fc.jugem.jp/?eid=329)
浜浦社長は根っからのアスリート。
是非、荒田さんの様に(体型的には似ても似つきませんが)、ジュビロ、ジュビロの選手、サッカーにベタベタにのめり込んでいって欲しい。
ジュビロをチーム一丸の結束力で強くし、選手からもファンからも愛される社長になって欲しいと願っています。
ジュビロ磐田新監督の横内昭展さんに大いに期待!
横内さんはW杯の日本代表コーチ
新監督には先のW杯日本代表でコーチを務めた横内昭展さん(55)が就任することになりました!
福岡県出身の横内さんはサンフレッチェ広島でプレー、その後指導者として広島のコーチや世代別日本代表のコーチを歴任。
W杯カタール大会では森保一監督と二人三脚で日本代表の躍進に大きく貢献し、その力量が評価されています。
世界基準のサッカーを知る指導者として私たちサポーターも大いに期待しています。
どこよりも走るサッカーを目指す
横内さんは就任に際して;
「J1復帰という目標に向かいながら、チームとしての基盤を作りあげていきたい」
「ピッチでは勝利を目指しどのチームより走り、チーム一丸となって最後まで諦めない姿をお見せしたい。」
とコメントしています。
この「どのチームより走り」「最後まで諦めない」という言葉は我々には「ど真ん中ストライク!」で、ビビッと強い共感を覚えました。
そう、来年補強の出来ないジュビロは今いるメンバーで戦うしかない。
今年J1最下位となってしまった同じメンバーでチームが勝つには、新監督の言う様に、走って、走って、走り倒す、諦めずに必死で戦うしかない。
この監督の強い決意の言葉を聞いて、急に来年に期待が持てる様になりました。
プロ野球の世界でも2年連続最下位だったヤクルトとオリックスが、監督交代とともに大した補強もなく、いきなり2年連続リーグチャンピオンになりました。
サッカー界でも、ジュビロでも、同じことは可能なはず。
新監督による大化けを大いに期待しています!
まとめ
J2降格、更に補強禁止という措置は、もしかしたらジュビロ磐田にとって過去最も厳しい逆境かも知れません。
しかしこのピンチをチャンスに換えてチーム一丸となる、チームが大きく変わるチャンス。
新社長のトップアスリート経験者としての熱量とパワー、世界を知る新監督の「どこよりも走る」プレースタイル、これが合わされば凄く楽しみなチームになるのではと楽しみで仕方ありません。
ジュビロの大逆襲を期待しています!
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