こんにちは、カービーです。
京都はお寺回りだけでなく、自然も楽しめるところです!
「保津川下り」で保津川を下り、トロッコ列車で保津川沿いを上っていく、この組合せで京都の渓流、岩場、山々の緑などが満喫できる超オススメのエンターテイメント!
今回保津川下りとトロッコ列車で一日大いに楽しんで(ホントに楽しかった!)気が付いた魅力と注意点(予約、所要時間、移動方法、駐車場など)についてご紹介します。
保津川下りは楽しさ満載の体験型エンターテイメント
“深淵あり、激流あり、四季を映して流れる保津川の峡谷を縫って、
丹波の国「亀岡」から京の名勝「嵐山」までの約16キロの旅“
この保津川下りの謳い文句に誘われて、紅葉直前の保津川下りにチャレンジ。
実際行ってみたら「保津川下り」は期待以上!
一つの体験型エンターテイメントとして完成している素晴らしいコンテンツだとわかりました。
船頭さんが面白い
今回、船に乗り込むと船頭さんが船の前部に2人、後ろに1人の計3人。
チームワークで動力役、舵取り役を交代でこなしていってくれます。
この船頭さん達がとにかく元気で明るく面白い!
船頭さん同士の軽妙なやりとりでムードを盛り上げてくれます。
道中の色々な説明も的確で、こちらの素朴な疑問や質問にも丁寧に答えてくれます。
今回の船頭さんの一人は「カズコ・スタンダード」と名乗る、オネエ言葉を使うスキンヘッドのお兄さん。
他の船頭さんからも「おねえさん」と呼ばれ、最初から場の雰囲気が和らぎます。
船頭さんのキャラ立ちには感心しきりです!
自然と風情を楽しむ
保津峡の自然を見ながら、川幅が広いところを静かに進んだり、川幅が狭い岩場の中を船頭さんの見事な櫂さばきで岩ぎりぎりを通ったり。
小さな滝状の段差(と言っても50cmくらい)に水しぶきをあげて落ちるところもいくつかあって、そのたびにお客さんの大きな歓声があがります。
蛇行する川を下ってJRの鉄橋の下を何度も通り、川沿いを走るトロッコ列車とも何度か鉢合わせをする。
少しだけ紅葉が始まった山々も、色々な形をした岩(ミッキーマウスだったり、ゴリラだったり)も見所満載。
到着前には売店船(?)が横付けして、だんご、おでんなどを売ってくれるのも何となく「保津川下り」っぽい感じで、昔ながらの風情も感じます。
嵐山の渡月橋近くの着船場まで2時間を、全く間延びしないで楽しめました。
年数を掛けて熟成した良く練られた素晴らしいコンテンツだと思いました。
保津川下りの予約、料金、時刻表、乗船場、駐車場
10名以下の個人客は当日受付制で事前予約はありません。
予約がなくても、お客さんが多ければ定員24名の船もそれだけ多く出るので、基本的には乗れないことはありません。
ただし11月の観光最盛期の週末あたりは少し待つケースはあるそう(船頭さん情報)。
料金は大人1人 4,100円、子供1人(4歳~小学生)2,700円(2022年10月時点)。
乗船場は保津川遊船企業組合。
亀岡市の京セラ京都サンガサッカースタジアムのすぐそばにあります。
住所:京都府亀岡市保津町下中島2
電話:0771-22-5846
駐車場は乗船場のとなりにあって無料です。
これだけは知っておきたい保津川下りのポイント
所要時間は水量次第で1時間~2時間と大きな幅
所要時間は水量次第で大きく変わります。
今回の乗船ではおだやかな天候の中、水量も低めでほぼ2時間かかりました。
一方で大雨の後などで水量が増えた場合には、保津川の流れは速くなり、1時間弱で嵐山に到着してしまうそう。(船のコントロールが難しくなり、船頭さんが最大5人に)
許容量以上に水量が増えると危険につき運航中止になるようです。
乗船場へは出発20分前には着いておきたい
乗船場には乗船予定時間の20分前くらいには着いていた方が良いでしょう。
個人客は予約不要につきチケット購入が必要ですし、乗船場にはお土産物売り場や、乗船された有名人の色紙なども並んでいて、これらを見るなどするには多少時間の余裕が必要です。
また人数が揃い次第多少早目に出発することもあり、多少早めに出発地に着かれることをおすすめします。
乗船前の注意点
乗船後は最大2時間はトイレにも行けないので、乗船前は水分補給を控えてトイレにも行っておいた方が良いですね。
船上での飲み食いは可能なので、逆に夏場などで水分補給が必要になる様な天候の場合はペットボトルなど持っていかれると良いでしょう。
また服装は天候次第ですがしっかり準備をしておく必要があります。
天気予報をチェックして秋~冬ではやや暖かめの服装をされるのがおすすめ。
暑ければ脱げば良いですし、逆に寒くても着る服がないと体調不良にもなりかねません。
トロッコ列車から保津川下り乗船場の移動の注意点
トロッコ列車の亀岡駅から保津川下り乗船場までは2.2kmと離れています。
トロッコ亀岡駅にトロッコ列車が到着してから10分後に、京阪京都交通の連絡バスが出発する様になっていて、所要時間は11分(310円)。
ただしトロッコ嵯峨駅16時2分発の最終便には連絡バスはありません。
乗船場駐車場に車を置いて保津川下りをし、16時2分のトロッコ列車で亀岡駅まで戻る場合には注意が必要。
亀岡駅前にはタクシーは停まっていないので、事前に予約しておく必要。
トロッコ列車にトロッコ嵯峨駅で乗る前に、トロッコ列車の案内所でタクシーを予約すると亀岡駅でタクシーが待っていてくれます。
(前払で1400円ですが、料金は自分で予約するより割安とのこと。そもそも自分で亀岡駅前にタクシーを呼び寄せるのが至難の技です)
まとめ
保津川下りは京都の自然を目で楽しみ、船頭さんの面白おかしい解説を聞きながら、身体で川の流れや水しぶきを感じる、記憶に残る体験イベントです。
お寺をある程度回ったら、ぜひ保津川下りとトロッコ列車での保津川沿い上りをセットで楽しまれたら良いと思います。
ただし服装、保津川下りとトロッコ列車駅間の移動など、いくつか注意するポイントをしっかり押さえた準備が必要なことは忘れずに!
保津川下り、面白いですよ!
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