2023年1月から始まるNHK大河ドラマ「どうする家康」。
浜松が舞台とあって、市民の期待も高まります。
そんな中、いよいよ浜松市の”大河ドラマ館“着工のニュースが流れてきました。
浜松城の壁面の改修工事も同時に進んでいて、「どうする家康」放送開始に向けた準部が着々と進んでいるようです。
浜松市大河ドラマ館の概要、工事の進捗状況をお伝えします。
NHK大河ドラマ館とは?
大河ドラマ館は、大河ドラマのムードを盛り上げるとともに「歴史的な背景や知識を学ぶ啓蒙の場所」(ちょっとNHK的な大げさな言い回しですね)、大河ドラマゆかりの地に期間限定で設置されます。
現在放送中、おどろおどろしい権謀術数が見応えあって面白く、私が生涯で初めて欠かさずに見ている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では鎌倉市と伊豆の国市の二か所に設置されています。
ちなみに5年前に浜松が舞台となった柴咲コウさん主演の「おんな城主直虎」でも、ゆかりの深い浜松市北区細江町気賀に大河ドラマ館が設置されました。(ちょっと遠くにあり、私は行きそびれてしまいましたが)
「どうする家康」では、浜松市とともに岡崎市、静岡市にも大河ドラマ館が設置されます。
浜松市の「どうする家康」大河ドラマ館着工
市内中区の旧・元城小学校跡地に、2023年の大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせて大河ドラマ館建設が今年4月15日より着工されたことが報道されました。
浜松市は「ドラマを機に徳川家康ゆかりの地・浜松の魅力を発信するとともに、観光振興、地域経済活性化の拠点として活用する。2023年1月の開館を目指す。」と期待と抱負を表明しています。
絶好のロケーション!周辺も見どころ満載!
大河ドラマ館が旧・元城小学校跡地に建設されると聞き、絶好のロケーションに思わず「なるほどねっ!」と市民は思ったはずです。
建設地は浜松駅から北に約1.9km、徒歩で17分。
浜松市役所の隣、浜松城公園内で浜松城は坂を上がってすぐ目の前。
公園内には日本庭園や石舞台などが配置され、お城の西側には市営美術館。
公園内駐車場(90分無料)も巨大(小型車240台のキャパ)で、遠くから来た観光客の方にとってもたいへん便の良い場所。
建設予定地のすぐ横には、浜松市に13店ある中で最も素敵なロケーションだと私が思う樹々に囲まれたスターバックスもあり、観光に疲れたらここでコーヒーなど飲まれるのも良いかもしれません。
さらには公園に隣接して浜松市茶室・松韻亭、元城町東照宮(※)などもあり、まさに見どころ満載。
※元城町東照宮:今回浜松城公園内をウロウロ歩いて家康と秀吉が並ぶポスターを発見。係りの方に聞いたらこれが元城町東照宮。
地元にいながら、浜松にも東照宮があることを知りませんでしたし、秀吉が浜松に関係していたことも知りませんでした。いろいろと歩いてみるものですね!
浜松東照宮の記事はこちら☟
このように、この建設地はドラマの主人公である徳川家康の足跡が残る土地であり、なおかつ浜松観光の一大中心地にあります。
こんな絶好なロケーションに大河ドラマ館が設置できることとなったのは、ここにあった旧・元城小学校が2017年3月に惜しまれながらも閉校となり、その跡地が使えることとなったから。
実はこの元城小学校は「日本の楽器産業の歴史の始まり」のきっかけを作った学校なのですが、この元城小学校版「歴史秘話ヒストリア」はまた別の記事でお伝えします!
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始まった大河ドラマ館建設、現在の進捗状況は?
旧・元城小学校跡地の約1万7千平方メートルの敷地に、ドラマ館棟、オフィス棟、ショップ棟、多目的広場が整備される予定です。
撮影で使用した小道具と衣装、物語やキャストを紹介するパネルの展示、メーキング映像の上映を行うほか、土産物の地場産品を販売されるとのこと。
なかなか普段見ることのないドラマの舞台裏が覗ける様で今から楽しみです。
一番南側(駐車場側)の黒いショップ棟は外観が完成している様子。
本館はいままさに足場を組んで建築の真っ最中。
入口の木でつくられたトンネルの様なものが何かは不明ですが、期待が高まります。
また同時に浜松城のお化粧直しとなる改修工事(石垣修理、城壁塗り直し)が今年いっぱいを目途に進められていて、大河ドラマに向けた準備が着々と進んでいる様子が見えます。
ちなみに同じく舞台となる岡崎城も大河ドラマ放送前の完了を目指し改修工事中とのこと。
大河ドラマの影響力はスゴイですね!
これから浜松を盛り上げてくれる浜松「大河ドラマ館」の形が徐々に見えだし、完成に向かっていくのを見ることにワクワクします。
浜松城公園近くにはたまに出かけることもあるので、今後の進捗も折に触れレポートしていきたいと思います! ☟
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